河川流域
QGISで地図を見ていると、川の流域の面白さに気付いた。
ひょっとして府県境と河川流域には関連があるのでは・・?
で河川データを表示させてみた。
なんだか塗り絵みたいだが、国土数値情報の河川データを水域系毎に表示させるとこのようになる。
しかしどうやら府県境とは異なるみたいだ。
しかし昔学校の社会でもならった信濃川や利根川あたりはかなり大きい流域面積になることが分かる。
「名称不明」として登録されている川=主に小さな川、を除き、色を少し変えわかりやすくしてみた。
利根川は江戸川として別れ東京湾にも流れ込むが同じ水系として分類されている。
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府県境と河川流域
ここで岩手県を見てみると5本の川が県境をまたいで流出している。
府県境と河川流域は異なるのか・・
しかし、しっかりと岩手県と秋田県、青森県の県境を見つめ直すと
上記3か所の例外はあるが、県境は分水嶺にそって引かれている。
この説明はある意味間違ってい。成り立ちは逆である。
多く分水嶺は標高の高いところ、すなわち山地である。
故に文化の伝播が途切れるところであり、そこが古来から国境となり、現代の県境に引き継がれ変化したのだろう。
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次に静岡県
そして島根県
島根県では江の川と斐伊川2河川が越境河川。島根県でも河川流域境界が県境とほぼ一致する。
次回から本州全県の河川水域と県境を北から順に見てゆこう。
探索の流儀
REMEMBER3.11